空調タイムスに「スタイロガルバ」が掲載されました。

 


【記事抜粋】

地下湧水処理システムに地下断熱二重壁

押出法ポリスチレンフォーム断熱材、”スタイロフォーム”を製造販売するデュポン・スタイロ(東京都千代田区永田町)と、耐火断熱間仕切壁の”タイカダンパネル”

高断熱の屋根・壁パネル「スタイロウォール」シリーズなど各種パネル製品で実績を持つスタイロ加工(栃木市藤岡町富吉)。

両社は湧水処理断熱システムに下地が不要で簡単スピード施工が可能な地下乾式断熱二重壁「スタイロガルバ」シリーズの販売を強化している。

特に都市部での受注が拡大しており、この度、本格販売に乗り出した。スタイロガルバシリーズには現在、不燃仕様の「スタイロガルバSJ」の2タイプがあり、これは両社がお互いのノウハウを融合し新たに開発を行った地下乾式断熱二重壁のコンポジットパネルだ。

いよいよ1年後に迫った東京五輪開催を契機にスピード感を高めて再開発案件や強靭化、耐震化などに挑む首都圏市場をはじめとする建設市場。一方にある人手不足解消の切り札としての優位性に注目が集まっている。

販売については明正工業(社長=永山修一 氏、本社・東京都新宿区神楽坂2-16-1)も行うが昨年以降、空調冷熱事業への深耕を図っており、この度「スタイロガルバ」シリーズ拡散もこうした市場戦略の一つと言える。

デュポン・スタイロとスタイロ加工が積極的に販売を手掛ける「地下乾式断熱二重壁スタイロガルバシリーズ」は、従来のセメント板やコンクリートブロックと差別が出来る高い意匠性と美麗さも特長のひとつ。

加えて高い耐震性と断熱性性能においては嵌合部にビスを使用しないため、地震時のロッキングの変位を自在に吸収することができ、芯材にポリイソシアヌレートフォーム(スタイロガルバフネン、以下=フネン)やスタイロフォーム(スタイロガルバSJ、以下=SJ)といったそれぞれ優れた断熱材を使用しているため結露防止に高い効果を発揮する。

高意匠・高断熱性が好評な壁材”デュポン・スタイロ/スタイロ加工”1枚6mまで2名設置が可能

これまで建築物の壁には、強度や耐久性はもちろんのこと、断熱性や耐火性といったさまざまな機能が必要とされてきた。さらには近年は、こうした機能に加え、周囲の景観に溶け込み建物の価値観を高めるための美しさやデザイン性も求められている。

まさに都市部を中心に現在の建設に必要な性能を兼ね備える製品として注目される。

その特徴については

①下地不要のスピード加工として上下のレールのみで自立可能な下地レス工法を採用し、パネル取付け用の下地が不要になり、工程および工期の大幅な短縮に寄与できる

②安心の不燃認定パネルとして特にフネンに用いられるコア材には”ポリイソシアヌレートフォーム”を使用しており、不燃認定を取得していため万が一の火災においても安心

③強靭な壁面強度としてパネルジョイント部には特許を取得した独自のスリップジョイント方式を採用し嵌合がより強固となり、壁面強度が飛躍的に向上したことで、地震時における変位も吸収する

④湧水の侵入ブロックについてはパネルジョイント内部に、エアーポケットを確保。外壁側からの湧水の侵入防止に効果的。

⑤優れた断熱性としてシリーズ両製品であるフネン、SJ共に優れた断熱材の使用で極めて高い結露防止効果を発揮する。

⑥”錆、汚れに強い” 意匠性の高い塗装溶融亜鉛メッキ銅板を表面材に使用していることで錆に強く、かつ汚れても拭き取るだけで良好な仕上がりを保つことができる。

⑦光の反射を軽減では表面材に高意匠スジ目エンボス銅板を採用しているため、自動車のヘッドライトなどの直接反射を抑え、駐車場の壁面などにも適している。

⑧ビス止め強度の向上として表面材のスジ目エンボス銅板には石膏ボードやケイカル板のビス止め強度をさらに高める効果があり、内装地下工事が不要となる。

仕様についてはフネン、SJの2種共に断熱厚みは40mm、働き幅(実部分の幅)は900mm、長さは1.8m~最大6mを規格とするが6m以上の長尺への対応も可能とする。さらに重量についてはSJが1平方Mあたり、6.1kgでフネンが同・6.7kgであることから、高さ6mまでの1マイパネルの場合、僅か2名の作業者で取り付けが可能とする。

さて、スタイロガルバシリーズの市場投入に対し「ローコストで尚且つ、ハイスペックな製品。下地が不要でスピード施工が実現できることから、従来品と比べて材工込みでのコスト競争力がある」とし、更なる拡散へ注力する構えを示す。

 

2019年8月23日 空調タイムス